庇護欲、っていう言葉、聞いたことあるよね。守ってあげたい、っていう、あの感情のこと。
これって、どういう心理から来てるんだろう。気になるよね。
先に言っておく。庇護欲は、相手を下に見る感情じゃない。大切な存在を守りたい、支えたい、っていう、人として、とても自然な気持ちなんだ。
どんなときに働くのか、その背景に何があるのか。そして、健全な形は、どんなものなのか。
庇護欲って、そもそも、どんな感情?
まず、庇護欲、っていう感情そのものを、ちゃんと押さえておこう。
守りたい、支えたい、っていう自然な気持ち
庇護欲は、大切に思う相手を、危険や不安から守ってあげたい、支えてあげたい、っていう気持ちのことだ。
これは、恋愛だけじゃなく、家族や友人に対しても働く、ごく自然な感情なんだよ。誰かを大事に思えば思うほど、その人が困ってるときに、力になりたい、って感じるのは、当たり前のことなんだ。
相手を下に見る感情じゃない
たまに、庇護欲を、相手を弱い存在として、下に見てる感情、みたいに捉える人もいる。
でも、本来は違う。大事な人を守りたい、っていう気持ちに、上下関係は、必要ないんだよ。相手を尊重したうえで、支えたいと思う。それが、健全な庇護欲なんだ。
今日できるのは、庇護欲を、上下関係じゃなくて、大切に思う気持ちの表れ、として理解しておくこと。
どんなときに、庇護欲は、働くんだろう?
じゃあ、具体的に、どんな場面で、この感情は湧いてくるんだろう。
頑張ってる姿や、ふとした隙に
意外に思うかもしれないけど、庇護欲は、ただ弱ってる姿を見たときより、頑張ってる人が、ふと見せる疲れや隙に、いちばん強く働く。
普段しっかりしてる人が、ちょっとだけ弱音を漏らした瞬間。そのギャップに、支えてあげたい、っていう気持ちが、ぐっと動くんだよ。
自分にしか見せない一面に
それと、自分にだけ、素の部分や、本音を見せてくれる、っていう状況も、庇護欲を強く引き出す。
信頼して、心を開いてくれてる、っていう感覚が、この人を大事にしたい、っていう気持ちを、育てるんだ。
今日できるのは、庇護欲が、弱さじゃなくて、信頼から生まれるものだ、って知っておくこと。
男性が、守りたいと感じる、その背景
じゃあ、男性の側から見ると、この気持ちの背景には、何があるんだろう。
誰かの役に立ちたい、っていう願い
多くの人にとって、誰かの役に立てる、っていうことは、大きな喜びだ。
特に、大事に思う相手を支えられたとき、その充実感は、とても大きい。守りたい、っていう気持ちの根っこには、この、役に立ちたい、っていう純粋な願いがあるんだよ。
必要とされることが、自信になる
それと、頼りにされること自体が、自分の存在価値を、確かめる機会にもなる。
あなたがいてくれてよかった、って言われることが、自信につながる。だから、守りたい、っていう感情には、相手のためだけじゃなく、自分自身の心を満たす側面も、あるんだよ。
今日できるのは、庇護欲の背景に、役に立ちたい気持ちがある、って理解しておくこと。
弱さを演じて、庇護欲を引き出す必要はない
ここで、はっきり伝えておきたいことがある。
演技は、いつか、苦しくなる
庇護欲を引き出すために、わざと弱いふりをしたり、できないふりをしたりする必要は、まったくない。
そういう演技は、続けるうちに、必ず苦しくなる。本当の自分を隠したまま築いた関係は、いずれ、どこかで無理が出てしまうんだよ。
自然体でいるほうが、深い信頼になる
それに、演技で引き出した感情より、自然体のあなたに向けられた気持ちのほうが、ずっと深くて、長続きする。
強いところも、弱いところも、そのまま見せられる関係のほうが、結果的に、お互いを大事にできるんだ。
今日できるのは、演じるんじゃなくて、自然体でいることを、選んでみること。
庇護欲は、上下関係じゃない
それと、もうひとつ、大事な視点がある。
守る側と守られる側は、固定じゃない
健全な関係では、いつも同じ人が守る側で、同じ人が守られる側、っていう固定はない。
あるときは、あなたが支えられて、別のときには、あなたが支える側になる。その入れ替わりが、自然に起きるのが、いい関係なんだよ。
お互いに支え合えるのが、健全な形
だから、庇護欲が働く関係が、必ずしも、対等じゃない、っていうわけじゃない。
お互いを、大事に思い合って、必要なときに支え合える。そういう形なら、庇護欲は、関係を深める、いい力になるんだよ。
今日できるのは、支える側と支えられる側が、入れ替われる関係を、意識してみること。
守りたい気持ちが、強すぎて失敗した話
このバランスの大事さを、僕は自分の失敗から学んだ。聞いてほしい。
先回りしすぎて、頼りにされてないと言われた話
昔、僕は、大事な人に対して、守ってあげたい、っていう気持ちが強すぎたことがある。
彼女が困る前に、なんでも先回りして、あれこれやってしまってたんだ(あのとき、よかれと思って先回りばかりしてた自分の手を、いったん止めさせてやりたい)。あるとき彼女に、なんだか、私が信用されてないみたいで、寂しい、って言われて、はっとした。
信じて任せることも、大事だった
僕の守りたい気持ちは、いつのまにか、彼女の力を信じてないことの、裏返しになってたんだ。
それから、彼女が自分でやりたいことは、ちゃんと信じて任せるようにした。守ることと、信じることは、両立させなきゃいけないんだ、ってあのとき学んだよ。
今日できるのは、守りたい気持ちを、相手を信じる気持ちと、両立させてみること。
じゃあ、今日、意識すること
ここまでで見えたと思う。庇護欲は、大切な人を守りたい、支えたい、っていう、自然であたたかい感情だ。それは、相手を下に見る気持ちじゃない。
そして、その気持ちを引き出すために、弱さを演じる必要も、まったくない。自然体でいるほうが、ずっと深い信頼につながるんだよ。
今日やる一歩は、守りたい、守られたい、っていう気持ちを、上下関係じゃなくて、お互いを大事にする気持ち、として捉え直してみること。
支える側と支えられる側は、いつでも入れ替わっていい。それが、いちばん自然で、心地いい形なんだ。
庇護欲は、うまく使えば、二人の関係を、深めてくれる力になる。演じるんじゃなく、自然な形で、その気持ちを、大事にしていこう。お互いを支え合う意識を、今日ひとつ持っておこう。それが、いちばん健やかな関係を作ってくれるから。

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